撤退の農村計画 > 発起人の一言
  • 林直樹 (東京大学大学院農学生命科学研究科)

    これから先、条件不利地では限界集落や消滅集落が急増します。もはや「すべて守る」ことは不可能であり、「撤退」について真剣に検討すべき時期にさしかかっています。
    私たちは集落の消滅を望んではいません。しかし地元住民がやむを得ず「撤退」を選択したとき、「農村計画学は『守る』のみで、撤退は考えていません」でいいのでしょうか。
    非常に難しい課題ですが、私たちはあえて立ち向かいます。

  • 一ノ瀬友博 (慶應義塾大学環境情報学部)

    私は、これまで主に農村地域の生物相を研究してきました。ご存知のように農村地域の二次的自然は、人間の営みなくしては成立しませんが、中山間地域を中心に耕作放棄が増加しています。どこで農業が続けられて、どこで続けないのかは、人間にとってのみならず生物にとっても大きな問題なのですが、現在農業の撤退の計画や戦略はほとんどありません。様々な視点から、日本の農村地域の再構築の方法を考えてみたいと思っています。

  • 前川英城 (株式会社ウィルウェイ)

    「学」として農村計画学をみると、研究の蓄積はあるものの、理論と呼べるものがまるで存在していないことに気づきます。これは学問としては致命的です。理論を生み出すには帰納的手法だけではなく、演繹的手法も必要です。
    現在、農村を取り巻く環境は大きく変化しており、「撤退」が現実的なシナリオとなりつつあります。
    この全く新たなテーマに取り組むにあたり、私は、演繹的手法を導入した「『撤退』理論」なるものを考えてみたいと思います。

  • 齋藤晋 (NPO法人国土利用再編研究所)

    私たちは,ITを利用した新しい共同研究のスタイルを提案したいと思います。
    話題提供,質問,簡単な討論はネット上,ミーティングではネット上でのやり取りについて簡単に復習した後,すぐに深い討論を進めるというスタイルです。時間や場所にしばられず,頻繁に話題提供や討論を行うことができるようになるのではないでしょうか。
    時間ではなく回数で決まる議論の深さ。それを,単なる文書の電子化とは一線を画したITを通じて実現できたら,と思っています。





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